睡眠時無呼吸症候群と高血圧の治療はこの先も半永久的に続くのであろう

本当は先月中に行く予定だった睡眠時無呼吸症候群(以下SAS)と高血圧の定期診察に行ってきた。定期診察といっても、医師は、毎晩C-PAPから無線で自動的に送られていく稼働状況グラフ結果をプリントアウトしたものを見て「ちゃんと装着できてますね~」と確認して、シュコシュコと血圧を測り、降圧剤の処方箋を発行するだけなのだが、これが1か月あたりだいたい5,000円取られる。

かれこれもう4~5年目になるだろうか。最初は真面目に1か月に1回受診に訪れていたが、処方薬が余り出したため、2か月空いて受診したところ、(保険点数算定上は)別に問題なさそうで、薬も2ヶ月分出してくれるようになったので、ここ2年ぐらいは年に6回程行けばよくなり、半年に1回は血液検査も行う。初診のときには今よりも更に体重が重かったのと、肝臓やらコレステロールの数値がかなりオーバーしていたので、そのあたりも経過を見ている。血液検査の結果は体重の減少とともに今はすっかり改善されて、肝臓も正常値の範囲内に収まっている。今日は初めての3か月空いた受診だったので、会計で15,000円前後を覚悟していたのだが、その△3,000円程で済んだ。降圧剤も前回から一部別の薬に変わって、薬局に持っていったところ、普段よりも薬代が多くなったので、今日は処方箋を出さずに帰宅した。

そもそも、某A錠を1日に朝と夜飲むように言われていたのだが、降圧剤の薬の副作用として頻尿があることがわかり、その上保険点数上はA錠の1日あたりの規定量を超えて処方されていたので、いつからか自主的に朝飲むのを止めた。(教科書的には朝よりも夜飲んだ方が効果が上らしいので)その結果、薬がダブつくようになり、家にはまだまだ残っている。クリニックも薬局もずーっと何も言わなかったのに、前回いきなり診察の時に「あ、A錠が保険診療請求で引っかかっちゃって~、『この方は体重があるので多めに出してます』って説明したんですけど認められなかったんですよ~」とめちゃ軽く言われ、朝の分はA錠、夜の分はB錠の処方に変わった。このB錠の方が先発薬しかないため薬価が高いらしく、今日も処方箋に記載されていたので薬局は寄らないことにした。帰宅後に調べてみると、B錠は最近ジェネリックの認可が下りたらしく、来月あたりに複数の製薬会社からも出回るようだった。確かに降圧剤を飲んでいれば、自宅で計測しても良くて120~130には収まるのだが、人間だもの、飲み忘れる時もあったりする。また3か月空けても、今の服用サイクルであれば、余裕で足りる。

一方のC-PAPについては、装着当初からすぐに慣れ、「めっちゃ優等生ですね~(←何のや…)すぐ邪魔で寝れないとかで外しちゃう患者さんも多いんですよ~。イトダヤさんはきちんと外さずに使えてますね~」と毎回お褒めの言葉をいただく。むしろC-PAPをつけないとすぐにいびきが発動し、覚醒も増えるので今はつけないほうが不自然なぐらい馴染んでしまっている。でも、もっと体重を落として、喉回りの贅肉を減らさないと、SASの治療はずっと続くんだろうな。正当な治療とは言え、クリニックにとってはいい金づるだよな。血圧だって、服薬をやめれば数値は上がるわけで、これはもうずっと付き合うしかないのかな。