初対面の人に対して「誰似か?」を考えるクセが知らぬ間に身についてしまっている

GW中の平日。公立学校は多分に漏れず平常授業日であるため、子供らも登校していったのだが、午後から長女の授業参観と保護者会(任意出席)が設定されているため、乗り気ではないまま赴いた。しかし何でわざわざGW中の平日に設定したのだろうか?あわよくば9連休になる保護者がいて、学校側は出席率アップを期待したのか?面倒くさい。

 

さて、まずは各教室にて行われる授業参観なので、2階へ上がると廊下には結構人がいた。GW開始前の平日に次男の学年のそれがあって、その時のまばら感に比べるとなんだけど、だいぶ遅れて到着したせいか、廊下の窓には近づけなかった。仕方なく後方から眺めていると、今度は周りの母親らしき保護者があーだこーだとぺちゃくちゃ喋り出した。おばはんが2人集まるとしょうもない会話が始まるのは今も昔も常なので厄介だ。最後の15分ぐらいだけ参観できただろうか。

 

第二部は学年保護者会。各教室から保護者が今度は体育館に集められる。校長の挨拶からスタート。この校長は先月から赴任したばかりで、見るのは2度目。初見のときから思っていたが、声質としゃべり方がまんま伊集院光。顔は全然違うんだけど。まあまあ良い話をされていたが、目を閉じて聞いているともう伊集院にしか思えない。話が入ってこない…。

校長が降壇し、「次は各クラス担任と教科担任の紹介です」とマイクを取った司会の学年総務担当の、「顔がレイザーラモンRGなのに声が笑い飯の哲夫」というギャップに笑いが込み上げてきた。いかん、この学校の先生陣は宝庫かもしれん。でも担任の先生布陣には特筆できるような見た目の特徴はなかった。自己紹介がてら一人ずつコメントしていたが、短い話の中でも「あぁ、この先生は根っからの真面目人間なんだな」とか「この先生は学級運営に長けてそうだな」とか「この先生はハズレだな」とかわかってしまうのが面白い。(実際、帰宅した長女にどんな先生か聞いてみたらほぼ当たってた)

 

第三部は、再び各教室にて今度はクラス担任との保護者会。導線的には、教室→体育館→教室と移動させる(しかも各会場で出席チェックあり)ので、これは再考の余地ありではと思う。長女の担任は女性で、始業式のクラス発表当時に「当たりでもハズレでもなく普通」というコメント通りの印象。さすがに希望通りの担任ではなくても、高校受験を控えた最終学年なので、ある程度はしっかりしといてほしいのだけど。クラス人数の1/3程の保護者しか来てなかった中で始まった自己紹介。2,3人の母親が「『絶対〇〇先生のクラスにしてください!』って言ってたらその通りになりました」的なことを言っていたのを耳にし、「おいおい、そんなゴリ押しがまかり通るんかいな…。仮に学校側とそういう裏口取り引きがあったとしても、わざわざここで言うなよ」と悲しい気持ちになる。この先生が担任になってよかったと思う保護者と同じくらい、残念と思う保護者もいることを忘れないでくれ。ちなみに、この先生が誰に似ているかは思い浮かばなかったが、声は天才ピアニストの竹内(上沼恵美子じゃない方)にちょっと似ている気がした。